キャンプといったら、キャンプ飯。
キャンプ飯をつくるなら、効率的に美味しいキャンプ飯を食べたいものです。
キャンプ飯をつくる際に必要なクッカーですが。
クッカー選びの際に「素材による熱伝導率」知っておくとあなたにピッタリなクッカーが見つかるはずです。
素材によって、向き・不向きの調理方法があるのは、「熱伝導率」が大きくかかわっています。
もっと言うと、「クッカーに向いている素材・そうでない素材」があります。
最近軽量・コンパクトになりたい欲が強すぎて、チタン製のクッカーを購入しようか迷ってました。
今日は私のようなチタン製クッカーを購入しよう!
と思っている方へ、「ちょっと待った!」の記事です。
こんにちは、キャンプ歴3年、DIY歴9年のまさたけ(@masa_take14)です。
悩んだ末、チタン製クッカーは買わないことにしました(笑)
熱伝導率とは
熱伝導率とは、その素材の「熱の移動のしやすさ」です。
熱いスープを飲む際に、アルミ素材で飲もうとすると唇が火傷するほど熱いんです(笑)
理由はアルミは熱の移動がしやすく、「熱伝導率が高い素材」だから。
逆に、陶器の食器で飲んでも唇を火傷しないのは、熱の移動がしにくい「熱伝導率が低い素材」だからなんです。
熱伝導率を数字見てみましょう!
素材ごとの熱伝導率はコチラ。数値が高いほど熱伝導率が高い素材です。
〇銅:398
〇アルミニウム:236
〇ステンレス:84
引用元:銅加工.com
〇チタン:17
引用元: 各種物質の性質: 金属(固体)の性質
〇鉄:83.5
〇陶器:1-1.6
引用元:熱伝導率 - Wikipedia
単位(W/mK)
サクッとまとめると、
- 熱伝導率が高い素材:アルミニウム・銅
- 熱伝導率が低い素材:チタン・陶器
こんな感じです。
ちょっと話は逸れますが、「食器類は熱伝導率が低い素材」が向いてますよ。
なぜクッカーには熱伝導率が大切?
熱伝導率が悪いクッカーは、クッカー全体に熱が移動しにくいから「熱が全体にいきわたりにくい」です。
キャンプで使用するバーナー類は、広範囲に火があたらないので、熱伝導率はなおさら大事になります。
熱伝導率が悪いと、火があたっている場所、そうでない場所で熱の伝わり方が違うので食材へ均等に熱が伝わりにくくなります。
熱伝導率の高いアルミ製のメスティンは、クッカー全体に熱が回りやすい特徴があります。
アルミ製のメスティンはお米を炊くのに適したクッカーなんですよね。
チタン製のクッカー買うのやめた。
ということで、チタン製のクッカーは高いし、熱伝導率が心配なので買うの辞めました(笑)
チタン製は熱伝導率が低い分、素材を薄くすることで幾分解消されているかもしれませんが、それでもアルミ製の方がクッカーに向いてます。
アルミも軽い部類の素材なので満足してます。
だけどチタン製の食器は買う。
100円均一のステンレス製のコップを愛用中ですが、唇が若干熱く感じるし、ステンレス臭が気になるんですよね。
それに比べ、チタン製は
- 軽い
- 丈夫
- 匂いがない
- 熱伝導率が低い
こんな特徴があります。
なので食器やカラトリー類としては非常に優秀です。
熱いスープを飲む時は唇熱くないし、荷物は軽量化するし、匂いがない。
もう最高です。
まとめ
ということで、チタン製は高級金属ですが、
すべてのキャンプ道具に適している方といえばそうでないです。
- クッカーとしては不向き。
- 食器・カラトリーに向いている。
そんなチタン製を上手く使いこなしましょう。
やっぱりクッカーはアルミ製のメスティンです。
ではまた。