キャンプで寝る時に使う「マット」は、睡眠を確保するために大切な道具です。
良いマットとは、”寝心地”が良い「マット」ですが、その”寝心地”にはクッション性の他にも、季節に応じた寒さ対策ができる断熱性を持った「マット」が必要です。
クッション性は、”厚みがあれば高くなる”と、容易に想像できますが、寒さ対策ができるマット選びは難しいですよね。
そこでマット選びの基準となる指標が「R値」。このR値が高いほど断熱性に優れ、快適な睡眠の確保ができるようになります。(もちろん、シュラフ選びも大切)
こんにちは、ソロキャンプ歴3年のまさたけ(@masa_take14)です。
当ブログでは、キャンプを始めたい方、始めたばかりの方向けのコンテンツを発信しております。
今回の記事では、「R値」について解説します。
いいマットを知ることで、いい感じのマットを安価で手に入れることができます。
- キャンプにマットが必要なのは、寝心地と断熱性のため。
- 断熱性の指標となる「R値」とは?
- 「R値」ごとのキャンプマットを紹介。表記されているマットは高価。
- 「R値」は、足し算できる。
- 「R値」の高いマットを知り、いい感じのマットを買う。
キャンプにマットが必要なのは、寝心地と断熱性のため。
キャンプを始めたばかりのころ、寝袋だけで寝れそう?と思っていましたが、それはちょっと危険です。
マット無しで寝ようとすると、地面の硬さに目が覚めて、体温を地面から熱を奪われます。(夏は心地よかったりしますが)
寝心地の向上と、寒さ対策のために、キャンプには「マット」が必要不可欠なんです。
断熱性の指標となる「R値」とは?
参照:amazon
クッション性は厚みで測れますが、断念性はそうはいきません。
そこで指標として活用できるのが「R値」。
R値」とは、熱抵抗値と呼ばれ、マットがどのくらい熱を逃さないか、冷気をシャットアウトするか(断熱力)を表す数字です。このR値が高いほど、断熱力が高いマットといえます。
とはいえ、どれくらいの気温で、どれくらいの「R値」が必要か分かりませんよね。
そんな時は以下の数字を目安で選ぶと良いです。
目安としては以下のとおりですが、寒がりの人はR値の数字がより大きいものを選びましょう。(ちなみに、空気のR値は1.0。)
「R値」ごとのキャンプマットを紹介。表記されているマットは高価。
参照:amazon
「R値」の数字ごとにマットを紹介しますが、「R値」が表記されているマットは意外と少ないです。「R値」の記載があるのは、安心・信頼の証。その分、価格が高いです。
R値1.9
R値2.6
R値3.1
R値4.3
R値5.8
R値6.0
「R値」は、足し算できる。
お小遣いキャンパーの私からすると、「R値」が表記されているマットは高価であることがわかりました(笑)(だってテント買えるじゃん)
「R値」を勉強したところで悲しい現実にぶち当たりましたが、まだ希望があります。
それは「R値は、足し算ができる。」こと。
”「R値」2.0のマットを2枚重ねる”ことで、「R値」4.0になる。
冬キャンプをするから、数万円のマットを購入するのではなく、数千円の「R値」2.0を2枚重ねると「R値」4.0になります。
とはいえ、「R値」が表記されているマットは一流ブランドであり安心と信頼、実績があります。
それでもまだまだ、高価なんですよね(笑)
「R値」の高いマットを知り、いい感じのマットを買う。
「R値」が表記されて、「R値」の高いマットは高価です。
ですが、「R値」が表記されているマットの”素材”や”厚み”を知ると、それに近い「R値」のマットを手に入れることができそう。と推測できますよね。
(安い分、「R値」の保証はない)
私の地域では、最低気温0度以下の日が少ないため、R値4.0〜5.0あれば充分。
なので、冬のキャンプでは以下のようなマットの組み合わせをしています。
コットで+R値1.0(空気のR値が1.0だから)
モザンピークのマットで+R値2.6(希望もある)
キャプテンスタッグのマットで+R値1.9(これは予想)
コレなら、1万円台で揃えることができます。
初心者のマット選びの最適解は、「Rの値の高いマットを知り、いい感じのマットを買う。」です。
ではまた。