(更新日:2023.03.14)
出窓や小窓は光が入る貴重なスペースですが、それだけじゃもったいない!
せっかくなら、ちょっとした小物を置いたりして、有効に使いたいものですよね。
こんにちは、DIY歴10年のまさたけ(@masa_take14)です。
この記事では、ネジで打ち付けない、賃貸住宅でも行える方法で出窓や小窓に棚を作る方法をご紹介します!
スペースの有効活用をして、整理整頓していきましょう。
窓に棚を設置する。ビフォー・アフター。
まずはビフォーから。生活感が凄い(笑)
アフターはこちら。
このように変身しました。
小窓・出窓に棚を設置するのに「必要な材料」
寸法は、後ほど説明します。
今回棚板は2枚設置するので、合計8個。
小窓・出窓に設置する「棚の構造」
棚の構造は
- 支柱(ツーバイフォー材)
- 棚板(ワンバイフォー材)
- 棚受け(ダボ)
- 支柱を突っ張る仕掛け(25mmの端材+ボルト・ナット・ワッシャー)
から成っています。
棚受けはダボで行っております。
※棚板を下からのぞき込んだアングルです。
小窓・出窓に棚を設置する「つくり方」
作成は以下の7つの工程で行います。
詳しく解説していきます。
設置する窓枠の寸法を測る
まずは設置する窓枠の寸法を測ります。
窓枠にあわせた材料の調達
窓枠の測定が済んだら、次は木材の調達です。
支柱(ツーバイフォー材)の長さ:縦705mm-50mmで、655mm。
棚板(ワンバイフォー材)の長さ:横755mm-(支柱の厚み38×2)-6mm(遊び)=674mm
木材の寸法が決まったら、
ホームセンターの木材カットサービスを利用しましょう!
棚板の長さを少し短くする”遊び”を作る理由は、
棚板の長さがキッチリ過ぎると、木材の歪みにより
窓枠内に収まらない事があるからです。
木材を塗装する
木材をワトコオイルで塗装します。
当家ではダークウォルナットを愛用しています。
今回は直接肌が触れたりしないので、1回塗りでOKです。
塗りにこだわりたい!
って方はコチラが参考にしてください。スベスベになります。
M8ボルトを使って、木材に突っ張る仕組みをつくる。
今回はラブリコ方式で窓枠に支柱を突っ張ります。
その突っ張る仕組みは、ラブリコを買うか、自作する方法があります。
今回はこちらの動画を参考にラブリコ的な仕組みを自作しました。
支柱に棚受けをつける。
支柱に棚板の受けとなる、棚受けを付けていきます。
今回棚板の受けとなる、8mmダボです。
使い勝手のいい高さを、支柱に印を付けます。
深さは、ダボの半分まで開けます。
そのためにマスキングテープでドリルに印を付けてください。
印のところまでドリルを押し進めます。
ダボ穴は片側に2か所。棚板1枚につき4つのダボで支えます。
ボンドを付けて、
ハンマーで叩いて入れ込みます。
私の場合は、下から300mm・500mmの位置の2か所に棚板を設置しましたよ~。
棚板に、棚受けがハマるように加工する。
この上に棚板を載せるだけだと、滑って落ちる可能性があるので、
ダボに合わせて溝を掘っていきます。
ダボが当たる位置を確認して、
彫刻刀で削るだけ。
削らないよりは削った方が滑りにくいですよ~。
ダボが不安な方は、支柱とビスを留めてしまってもOKです。
ビスの長さは、50~65mmでOKです。
当家では洗濯物の蛇口や、以前設置した棚が障害となり、
分解して設置できるダボ仕様に変更しました(笑)
窓枠に棚を設置する。
完成したのでまずは支柱を両脇に突っ張ります。
突っ張る際は、ナットを13mmのスパナで回します。
回し過ぎにご注意を。
両サイドに支柱を立てたら、棚板を載せます。
棚受けのダボと、棚板を削った部分を合わせて設置しましょう。
という事で、完成です。
生活感あるのは否めませんが(笑)収納力がアップしました~。
脱衣所、洗面所はモノが多くなりがちなので、収納力を増やすとスッキリしますね。
棚は取り外し可能なので、賃貸住宅でも気軽に行えますよ~。
ではまた。